ブルーオニオンのすべて

マイセンの歴史

第6回 マイセン・ブルーオニオンのすべて

ブルーオニオンの柄は、水蜜桃、石榴、芍薬、竹といった日本的な柄をモチーフにしています。この、水蜜桃は富を、石榴は子孫繁栄、芍薬は不老不死、竹は名声を表現しています。
この石榴が玉葱に似ていることから「ブルーオニオン」の名が付けられました。現在、世界中の約50の企業がマイセンの「ブルーオニオン」の柄を模倣し商品を作っています。
その数の多くの模倣品対策として、1888年頃から竹の幹の部分に青い双剣のマークをいれ、マイセンのオリジナルパターンであることを表しています。

中国の染付けの技法を生かした、きれいな藍色で、飽きがこないで、永く使っていただける食器です。また、この藍色は、和食、洋食、中華などあらゆる料理によくマッチするところが人気の秘密です。

(ブルーオニオン)文ディナー用セルヴィス
原型 : ケンドラー1745年 装飾クレッチマー 1739年(ノイエル・アウシュスニットと呼ばれる型)

制作工程

  • 轆轤等で成形したものを、950度で地焼きします。
  • 磁器の上におき、木炭粉を振り掛け模様の輪郭を写します。
  • コバルトの絵具を使い、写した輪郭にそって手描きで絵付けをします。
    地焼きした磁器は多孔性のため、絵具はすぐに浸透し、修正がきかないので熟練した技術を要します。柄は固定されていますが、手で描かれる事によって微妙な変化がでてきます。
  • うわぐすりをかけます。うわぐすりは二度焼きで透明になり、模様を保護します。
    コバルトの絵具は、最初黒ずんだ色をしていますが、うわぐすりをかけて焼くことによって、きれいなコバルト・ブルーになるのです。

出典 : 「マイセン磁器」国立マイセン磁器公団史料編纂室 (監修 三上次雄・吹田安雄)敬称略

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