牡丹(PVI)
[ Pivoine Imperiale/牡丹 ]
黒地にグリーンの斬新な配色にもかかわらず落ち着いたイメージに仕上がっています。
このパターンは「西安の黒」と同様の地色をあとからペイントする「ファミーユノワール技法」が駆使されています。
一見植物柄にも見えますが、大ぶりの牡丹が存在感たっぷりです。
ティーカップの高台には、金彩をあしらった繊細な透かし彫りが施されています。
また、取っ手部分には鱗模様の生き物が美しいぼかし彩色で施されています。
細部までこだわりぬいた、高度な技術と遊び心が詰まった魅力的な逸品です。