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詳しく見る更新日 | 2024/09/19
日本全国で7店舗を展開する日本最大のヨーロッパ輸入食器専門店Sohbiネットショップです。
世界の有名メーカー・ブランドはもちろん、「Sohbi」独自のオリジナルブランドまで、その幅広く品揃えをしております。
販売しているブランドにまつわるお話や歴史、組み合わせなどなど、当店ならではのコンテンツを発信していきたいと思います!
1826年にハンガリーの首都ブダペストにある小さなヘレンド村でヴィンツェ・シュティングルによりハンガリー初の磁器工房として開窯されました。
19世紀初頭から、ヘレンドは高品質な磁器の製造で急成長し、特に19世紀後半から20世紀初頭にかけてロンドン万国博覧会やパリ万国博覧会といった国際的な催しで数々の栄誉ある賞を獲得し、ヨーロッパを代表する一流の人気窯となりました。その名声を世に広め、日本でも多くの愛用者がコレクションしています。
1839年になると2代目であるモール・フィッシャーが経営を引継ぎました。
工場拡張を行い、ロスチャイルド家をはじめ、ハンガリーやヨーロッパの有力貴族からの後援を受けて本格的に磁器生産をしていきます。
1842年にはハンガリーで開催された産業博覧会に出品し、高い評価を得ます。
ハンガリー国章の使用を許可されたヘレンドは帝室・王室御用達の磁器製作所として承認されます。
翌年1843年は工場が火事に見舞われてしまいます。ヘレンドにとって苦難の年となります。
1851年にイギリスのロンドンで世界万国博覧会が開催。
ヴィクトリア女王の目にとまり、ディナーセットの注文を受けます。これをきっかけに世界的に名が知られるようになります。
この時の絵柄である「ヴィクトリア」はブランドを代表する絵柄のひとつになりました。
1867年にフランスのパリで世界万国博覧会が開催。
ナポレオン三世の皇妃ウージェニが、「インドの華」」を購入します。パリでファッションアイコンだったウージェニが選んだことで、ヘレンドは宮廷やセレブの人たちの間で人気が広まっていきます。
エキゾチックなデザインは、当時ヨーロッパで流行していた日本趣味である柿右衛門の絵柄を反映し、こちらもヘレンドを代表する絵柄のひとつになりました。
1870年代にはいると、アポニーシリーズの元となる、「アポニー・グリーン」が誕生します。
当時の有名な政治家であるアルバート・アポニー伯爵の注文に、急遽インドの華をアレンジして生まれたパターンです。今では別名ヘレンドグリーンとも呼ばれる世界的なベストセラーになりました。
1990年代にはいると、パリ世界万国博覧会やサンクトペテルブルグ、ブリュッセル大会などで次々とグランプリを受賞します。
1948年には国営化された工場が民営化となります。
2007年には熟練した職人の中でも限られた人が与えられるマスター制度の改革を行います。
ヘレンド磁器製作所は、ハプスブルク家との関わりが深くあります。
18世紀にハプスブルク家の君主女王マリア・テレジアの夫、フランツ・ロートリンゲンがハンガリーの所領ホリチにファエンツァ工房を設立したのが、ハプスブルク家とハンガリー磁器との初めての出会いです。
ホリチ工房はハンガリーの上流貴族の食卓を飾る華となりましたが、その後ウィーンに設立された磁器工房が最初の民間工房として注目されました。
1839年にモール・フィシェルの手によりヘレンドは実質的に再建されました。フィシェルは、ハンガリーの上流貴族からの注文を受け、ヨーロッパの名窯に精通し、高度な芸術性を追求しました。
1851年のロンドン万国博覧会で成功を収め、ヴィクトリア女王や他のヨーロッパの王侯貴族からの注文が続きました。
特にハプスブルク家とは深い関係があり、フランツ・ヨーゼフ一世は1855年のパリ万国博覧会での受賞を受けて、ティーセットを注文しました。
また、1867年にはオーストリアとハンガリーの二重帝国成立を記念し、フランツ・ヨーゼフとエリザベートの戴冠式のための華やかな祝賀行事が行われ、ヘレンド磁器が使用されました。
ヘレンドはブダの王宮のために3組の食器セットを製作し、それぞれ異なる用途に応じたデザインが施されました。
1872年3月27日、ヘレンドは皇室御用達の称号を獲得し、フランツ・ヨーゼフ一世は贈答品として多くのヘレンド製品を購入しました。
さらに、1896年にイエネー・ファルカシュハージ・フィシェルが工房を買収し、再び活気を取り戻しました。
ヘレンドは、ハンガリーの芸術産業の誇りであり、ハプスブルク家との関わりを通じて、豪奢な贈答品の製造者として名を馳せました。
2011年4月29日 英国ウィリアム皇太子とキャサリン妃のロイヤルウェディングの際にハンガリーからお祝いの品物としてヘレンドの品物が英国王室に贈呈されました。
英国王室とヘレンドの関係は古くから続いています。
遡ること1851年の大英帝国の絶頂期にヴィクトリア女王のお膝元であるロンドンで世界初の万国博覧会が開催されました。
当時まだ世界的には無名だったヘレンドの作品がヴィクトリア女王の目に留まりウィンザー城の食卓用に採用されることになります。
この時採用された絵柄が皆様もご存じの『ヴィクトリア』で、その後も女王はウィンザー城のためにヘレンドを購入し続けました。
これがヘレンドの長い歴史の中でも最大の転機とも言える出来事でした。
ヴィクトリア女王に影響された多くの英国貴族がヘレンドを好むようになりヘレンドは繁栄していきます。
そしてヨーロッパ各国の貴族もヘレンドの陶磁器を使うようになった結果ヘレンドは当時最も贅沢なブランドに成長しました。
このヴィクトリアを採用されて以降、英国王室との縁は深くなっていきます。かの有名なダイアナ妃もヘレンドの大コレクターで知られています。
ダイアナ妃はヘレンドの陶器の置物であるフィギュリンを好んで集めていました。
ダイアナ妃の実家であるスペンサーで展示されていたコレクションには、古典的なフィッシュネットのデザインで描かれた様々な動物が披露されました。
そしてダイアナ妃の長男である皇太子ウィリアムや弟のジョージ王子にもヘレンドの品物が贈られる伝統が継承されています。
ヘレンドにはさまざまシリーズがあります。
ハンガリーの伝統的な模様や西洋のクラシックなスタイルを融合させたもの、さらにシノワズリ調のものまであり、どれも品格があり華やかです。
熟練した職人によって手作業で描かれる繊細な装飾が特徴です。
シノワズリを感じさせつつ独自の色調をもつ傑作シリーズです。
細部までこだわった特徴ある縁どりとフォルム全体に配された極彩色の花や蝶が見事です。
「インドの華」は東インド会社が日本の柿右衛門を運んでいたことに由来しています。
1867年のパリ博で発表された「インドの華」は「柿右衛門写し」とも呼ばれました。
ヘレンドを代表するベストセラーのシリーズです。
ハンガリーの「アポニー伯爵」の無理難題の発注から生まれた「アポニーシリーズ」は「インドの華」のをベースにしながら、スッキリとシンプルにまとめられています。
グリーンの単色で様式化された花柄からは東洋の香りが漂いながらも上品で西洋の格式が感じられます。
ヨーロッパの名門「ハプスブルグ家」との深いつながりを示す由緒あるデザインです。
「ヘレンドグリーン」とも呼ばれる美しく自然なグリーンと薔薇をあしらった気品あるシリーズです。br>
ヘレンド洋食器の最大の魅力は、何と言ってもその手仕事の精緻さです。
熟練の職人たちが丹精込めて手作業で作り上げる食器は、一つ一つが芸術品そのものです。
伝統的な技法と革新的なデザインが融合し、時代を超えて愛される美しさを実現しています。
繊細な金彩や美しい花柄、華やかな色合いが、まるで絵画のような食器を生み出し、食卓に彩りを添えます。
ヘレンドの食器は、歴史的な背景と現代的なデザインが見事に融合しています。
ハプスブルク家のために作られた特注品や、歴史的なイベントのためにデザインされたアイテムなど、各作品にはその時代背景と職人たちの情熱が込められています。
ヘレンドの食器を使うことで、ただの食事が特別なひとときへと変わるでしょう。
ヘレンド洋食器は、その美しさだけでなく、優れた耐久性でも評価されています。
高品質な原材料と厳選された製造工程によって、長年にわたって使い続けられる耐久性を実現。
日常使いにも、おもてなしの席にも適した強靭さを持ちつつ、常に高い美しさを保つことができます。
特別な人への贈り物には、ヘレンドの洋食器が最適です。
華やかでありながらエレガントなデザインは、どんなシーンにもぴったり。
結婚祝い、誕生日祝い、記念日など、大切な瞬間をさらに特別なものにするアイテムとして、感動を与えること間違いなしです。
贈る相手にとって、一生の宝物となることでしょう。
ヘレンド洋食器を使用することで、日常の食事が一層華やかになります。
美しくセッティングされたテーブルは、食事の時間を特別な瞬間に変え、家族や友人との会話を一層楽しいものにします。
ヘレンドの食器で、あなたの食卓にクラシックな優雅さと贅沢なひとときをもたらしてください。
その魅力を一度手にしてみれば、その美しさと品質に心を奪われることでしょう。
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